昔は競技場に足を運ばないと楽しめなかった競馬ですが、今はネットやアプリから手軽に楽しむことができます。なかでも競馬YouTuberの誕生によって、コンテンツとしても盛り上がりを見せています。
さまざまなYouTuberがいますが、今回はレースの予想を配信して活躍する「大黒」に注目しました。気になる詐欺情報と合わせてご紹介します。
目次
競馬YouTuberの大黒のプロフィールを紹介
まずは競馬YouTuber大黒のプロフィールから見ていきましょう。
生年月日や出身地などは明らかにされていませんが、大黒として2016年の6月にYouTubeでデビュー。それ以前にも活動はしていたようで、「トテ」「ks」「ドカベン」と名乗り、四代目の名前になります。
過去の名前で活動をやめる原因となったのが、未成年へのわいせつ行為疑惑(本人謝罪)や騎手や馬への暴言があります。どうやら当時は情緒不安定な様子で競馬界隈を賑わせていたようです。
肝心の現在の活動はというと、2018年12月の生配信をもって一切の活動を停止していました。YouTubeのほかに活動していたTwitterも現在はアカウントが不明。2019年は一本も動画が配信されていませんでしたが、2020年になって復活しています。現在もYouTubeを中心に活動しているようです。
競馬YouTuber大黒のチャンネル特徴
では、大黒が運営しているYouTube「大黒チャンネル」の特徴をご紹介します。
彼が運営しているYouTubeでは、競馬に大金をかけて予想をする博打的な勝負が基本になっており、視聴者の興味を引かせるような内容が中心です。
しかし、そのYouTubeでも結構なアンチファンをつくり、色々と問題を抱えていることがわかりました。そも問題点も含めて下記に紹介します。
サムネイルが煽り!?動画内容との剥離問題
大黒チャンネルでは、競馬の画像に大きく文字を入れたサムネイルが特徴です。そのようなサムネイルの中には「〇〇的中!」のような視聴者に「お!?」と思わせるようなものも多数ありました。
しかし内容を見てみるとまるでサムネイルと違う事実…。視聴率を稼ぎたいためだけのサムネイルだとアンチを増やすネタとして話題になっています。
長尺!生配信も数時間が当たり前!
大黒のYouTubeは、基本的に数時間あるものが多数です。1時間超えは当たり前で、生配信となると4時間超えることもしばしば。
中には6時間にも及んだ伝説の生配信も存在します。それだけの長時間なのだから面白いものかと思いきや、ただ淡々と大黒が喋っているもの。視聴者からは面白くないなどの声も見られました。
競馬YouTuber大黒はなぜ詐欺師と呼ばれているのか
大黒はなぜ詐欺師と呼ばれているのでしょうか?動画を見ているファンのコメントなどを確認しても結構アンチコメントが多く、BAD評価がついているものも多くあります。
大黒が詐欺師として悪い評価がつく理由は様々ありましたが、その中でも目立つ内容を下記でまとめましたので、ご覧ください。
サムネが内容と違いすぎる「サムネ詐欺」
YouTubeのどの配信を見るかは、サムネにかかってきます。視聴者の多くはそのサムネに惹かれてみるわけですが、大黒チャンネルの場合はサムネで見た内容が異なるため、詐欺だと言われているようです。
サムネで書かれている買い方をしていないものや、実際は購入していないもの、まったく違う買い目をしているものなどが存在します。中にはまったく的中していないことも…。サムネで惹きつけて広告収入を得ようとしていることがみえみえでしょう。
ちなみに肝心の回収率は20%だったそうなので、腕が良いとはお世辞でも言えませんね。
長時間配信に多すぎる広告
先ほどお伝えした通り、大黒の配信は基本長時間です。大きな編集も行っておらず撮った動画をそのまま流すスタイルなので、動画配信の負担はほかのYouTuberより軽いでしょう。
しかし問題は、広告の数です。あまりに短いスパンで広告を挟むため、下手するとテレビのCMより多い頻度で広告が流れます。
これを見て視聴者は、内容がないのに広告収入を得ようとしているのだと思い、大黒=詐欺だとの認識に至っているのだとか。余りに多すぎる広告は視聴者をイライラさせること間違いないでしょう。
大黒の情緒不安定な配信内容
大黒の生配信では特に情緒不安定な内容が目立っていました。隣人から騒音のクレームが入ったため引っ越しして家を建てたい。そのための3,000万円をくださいと寄付を募ったことは有名です。
さらにこの内容を6時間も延々と語っていたので、一部のファンからは批判の声も上がっていました。
ちなみに3,000万円は集まらなかったものの、視聴者から大量のスパチャを得ることに成功した大黒は、大黒バーをやりたい。転職したい。などと言いだしています。
またほかのレースでは負けが続いていて精神的に参っていたのか、50万円を1点賭けして勝負にデルも惨敗。それからも負け続け全財産を溶かしました。するとヤケになった大黒は暴言を吐いたのです。騎手や馬の悪口を言い、ビラを撒く始末。ここまで見るとだいぶ精神的にやられているのがわかりますね。
競馬YouTuber大黒のレース予想方法は?
猟奇的な面も感じさせる大黒ですが、肝心の予想はどうだったのでしょうか?
大黒の予想動画ではいくつかの競馬予想サイトが映し出されています。そのサイトに載っている予想から自身の予想を上乗せしてレースを予想。またほかにも何やら怪しいサイトを使用して予想していたこともありました。
いずれにせよ、大黒の予想スタイルには疑問を持つ視聴者も多かったのだそう。20%の的中率となると、信ぴょう性がないのも仕方のないことかもしれませんね。
競馬場イベントが大炎上!JRAが大黒に注意喚起
大黒を語る上で外せないのが、JRAでのイベントが大炎上したことです。その内容は、過去にJRAの敷地内でオフ会を大黒が開催したときに起こります。
大黒は自身で企画したオフ会をJRA側に許可をとらずに進めていました。敷地内でのオフ会の模様を見たJRAの職員が企画の開催ができない胸と動画撮影の禁止を通達。大黒もそれに従わざるを得ません。
ちなみにJRAは企業ではなく個人に対し、撮影許可を出すことはまずないそう。そのため結局大黒のオフ会の夢は破れます。これに対して大黒は「この制度だと個人のYouTuberはなにもできないじゃないか」などの暴言を吐く始末。
完全に大黒のミスにも関わらず反省する様子もなければ、自分が正しくJRAが悪いといった態度が目立ちました。これをきっかけにさらにアンチが増えたのは言うまでもありません。このイベント用に大黒が用意していた大黒チャンネルボールペンは、JRAさんのはからいで配ることができたそうです。それだけでも感謝を伝えるべきだったでしょう。
いずれにせよ大黒の人柄が、詐欺師と言われる原因を作っていることが見てわかります。
まとめ
この記事では競馬YouTuberの大黒にスポットをあててご紹介しました。
競馬YouTuberの大黒は、詐欺商材を売りつけている悪質な実態もなく、いたって健全にYouTubeを配信しているだけでした。
しかし過去には素行の悪さから何度も改名。2018年にも活動を休止した過去もあります。情緒不安的な一面もあるため、まったく活動していなかった2019年には大黒逮捕説が出るほど、犯罪のにおいをさせていたのでしょう。
今でも競馬の予想を配信しており、サムネの過剰さも健在です。また長尺でも広告を挟みまくりの編集も継続中。表立った詐欺はないものの、このような行為は視聴者にとって詐欺と言われても仕方のない気もしますね。
YouTubeを使って競馬を楽しむためのひとつの手段として大黒のチャンネルを見るのは良いですが、サムネや長尺にストレスを感じる人はそっとフェードアウトすることも良いでしょう。
ぜひ自分に合ったYouTuberやサイト、アプリを見つけてより競馬を楽しんでみてください。